|
|
|
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
いざハノーファー(Hannover)へ!
 |
 |

ハノーファーってどんなところ?
ハノーファーは、中世後期に北ヨーロッパ経済圏を支配した自由都市同盟「ハンザ同盟」の一員として繁栄した。
そして世界史で一度は耳にしたことがあるはずのウォルポール時代にできあがった「国王は君臨すれども統治せず」というイギリスの政治原則、これはハノーファーとゆかりがあ
る。実は、イギリス王室の血を引くハノーファー選帝候ゲオルグが、ジョージ1世としてイギリス国王に即位したこの時代につくられたからだ。ちなみにこのハノーバー朝(のちにウィンザー朝と改称)は、現イギリス王室の祖でもある。
その後ハノーファーはハノーファー王国の首都として隆盛を誇る。
そんな歴史からかハノーファーには、イギリス風の建物が多く散見でき、町のいたるところに緑があり、とても落ち着く町となっている。
そして現在、ニーダーザクセン州の州都ハノーファーは、ドイツのゲルハルト・シュレーダー現首相(SPD:ドイツ社会民主党)のお膝元として知られる。
ハノーファーがワールドカップ開催地に選ばれたのは、やはり現首相の影響のおかげかと思うと、実は違う。
前回ドイツで開催された1974年ワールドカップや、1988年のヨーロッパ選手権西ドイツ大会でも開催会場に選ばれている。
しかも数多くの国際試合が、ここハノーファーで行なわれている。
日本のサッカーサポにとっては、コンフェデレーションズカップ2005の大会前に、日本代表がキャンプを張っていた町、そして予選リーグ1回戦のメキシコ戦を戦った町と言った方が聞こえがいいか。
*
 
ハノーファーのスタジアムって?
「AWDアレーナ(AWD Arena)」がその名前。地元「ハノーファー96」のホームスタジアムでもある。
長きに渡って親しまれてきたAWDアレーナの前身である旧「ニーダーザクセン・シュターディオン(Niedersachsenstadion)」が、6300万ユーロ(約85億円)という巨額を投じ、2年の歳月を経て、その名も金融関連会社「AWD」がネーミングライツを取得し、「AWDアレーナ(AWD Arena)」となって生まれ変わり、2004/2005シーズンの後期初戦に当たる1月23日に開催された、地元ハノーファー96とバイヤー・レバークーゼンのゲームでその幕が切って落とされた。
49,000人収容(国際試合開催時は44,652人)のこのスタジアムでは、2006年ワールドカップは、予選リーグの4試合と決勝トーナメント1回戦が、ここAWDアレーナで開催される。
ハノーファーでのワールドカップ開催日
2006年6月12日(月)15:00 予選リーグ(グループE) E1-E2
2006年6月16日(金)21:00 予選リーグ(グループD) D1-D3
2006年6月20日(火)16:00 予選リーグ(グループA) A2-A3
2006年6月23日(金)16:00 予選リーグ(グループA) G2-G3
2006年6月27日(火)21:00 決勝トーナメント1回戦(H組1位-G組2位) 1H-2G(8)
スタジアムへのアクセス
スタジアム周辺に駐車できる場所がさほど多いわけでないので、自動車は避けた方がいい。
ハノーファー中央駅から、実は十分歩いて行ける距離だが、もし電車を使うのなら、地下鉄Uバーン(U-Bahn)に乗ることになる。
中央駅から運行していUバーンの3番線か7番線で「ヴェットベルゲン(Wettbergen)」方面、中央駅から3駅目の「ウォータールー(Waterloo)」駅で下車すれば、そこはすぐスタジアムだ。
*
 
ハノーファーの楽しみ方
杜の都ハノーファーは、その緑多い街を散策するだけで、心が落ち着くようだ。 また2000年に開催された万国博覧会EXPO2000の会場もまだ残っているので訪れてみるのもおもしろい。
地元サッカークラブ「ハノーファー96」だが、長い間二部リーグでプレーしていたため、日本人にはほとんど馴染みがないと思うが、二部でプレーしていた1992年にドイツカップ(DFB Pokal)に優勝し、二部リーグのチームとして史上初の栄冠を手にしたこともある。ちなみに決勝の相手はブンデスリーガの古豪ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)だった。
さらにのちにドイツ代表入りを果たしたゲラルド・アサモア(Gerald Asamoah、シャルケ)、ファビアン・エルンスト(Fabian Ernst、シャルケ)、ゼバスティアン・ケール(Sebastian Kehl、ドルトムント)といった逸材がプレーしていたチームとして知られ、2004/2005シーズンでは、弱冠20歳のDFペア・メルテスアッカー(Per Mertesacker)がドイツ代表入りを果たしている。
その後、現シャルケ監督のラルフ・ラングニックによって2002年、念願のブンデスリーガ昇格、その後現在まで一部リーグでプレーしている。
蛇足ながらテニスファンのために。ハノーファー在住のプロテニスプレーヤー、ニコラ・キーファー(Nicolas Kiefer)は、大のハノーファー96ファンとして知られている。
もしちょっと足をのばすなら、木組みの家の町並みが、おとぎの国に迷い込んだと間違えるほどかわいらしい町ツェレ(Celle)や、グリム童話の有名なお話「ハーメルンの笛吹き男」の舞台ハーメルン(Hameln)もハノーファーのすぐ近くだ。
とくにシーズン中は毎週日曜日にハーメルンでは「ハーメルンの笛吹き男」の野外劇を行なっているので、一度は見ておくべきだ。野外劇を演ずるのは、すべて町の有志とのことで、とくに笛吹き男に従うたくさんのネズミたちや、笛吹き男に連れさらわれてしまう町の子どもたちが、とてもかわいらしい。

|
|
 |
|
|
|
|